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大串洋の農業研修記

Vol.2
フランス&
イタリア編France and Italy 2017.1-2

France Saint-Émilionフランス/サン=テミリオン

パリからレンタカーを借りて運転すること8時間。ボルドーの北東約35kmに位置する人口3400人という小さな町が最初の研修先でした。

まずここでは中世からワイン作りを行っていてなんと世界で唯一ぶどう畑が世界遺産に登録された場所で農業界ではかなり有名な場所です。美しい町全体がぶどう一色でした。畑に石柱を置くなど日本では考えられませんが完ぺきに整備された圃場はレベルの高さを物語っていました。
仕立てには木の柱を使うなどコスト面以上に昔ながらの伝統を貫く姿勢が感じられました。

France Bordeauxフランス/ボルドー

サン=テミリオンから35キロほど離れたボルドーはぶどう栽培では世界中で名前が通るほど農業界では有名な場所です。この場所では研修はもちろんですが、地元農家さんが使っているフランスぺレンク社製の世界最軽量の電動ハサミを購入してきました。ボルドー地区に4件の取り扱いショップがありましたが、最初のお店は英語が通じず2件目でやっとお目にかかる事ができました。

事前に調査していましたが、実物を見てその軽さとスピードには驚きました。ボルドー地区の8割の農家さんが使用しているぺレンク社製のハサミの中でも今回購入した新型は顧客満足度が98%と驚きの数字も納得の商品でした。購入後はスタッフの方にフランスのぶどう栽培で使われている大型のぶどう収穫機械など日本では見ることのできない機械を見せて頂き色々勉強にもなりました。日本ではバリバリ活躍してくれると思うと楽しみで仕方ありません。

Italy Bolzanoイタリア/ボルツァーノ

M9台木を使った日本でも導入されている、わい化栽培の先進地であるイタリアのヴォルツアーノに行きました。
この地域で栽培されるリンゴはイタリア全体の25パーセントにも及びます。日本のわい化栽培導入のモデルになったと言われるこの地域のりんご園の地価は1ヘクタール1億円と言うとんでもない値段がついていると聞きました。

日本のリンゴの様に赤くて高品質のフジが生産され長野県で生まれた信濃ゴールドと言う品種もイタリアで一部導入されるなど、日本の農業界では何かと話題になっています。ヴォルツアーノに着くなり雪は少ないものの僕のりんご畑のある長野北信地区と殆ど昼夜気温が変わりません。イタリアも日本同様に選定作業真っ最中でした。日本と同じでじっくり剪定に時間をかけて考えながら切っていく為、農家さんの平均栽培面積が2.5ヘクタールほどと伺いました。
りんごへの情熱や思いはイタリアでも熱く少しでも良いりんごを作る姿勢がうかがえ栽培方法など色々な工夫がされていてかなり勉強になりました。良い部分は日本でも取り入れていきたいと思います。

Italy Trentoイタリア/トレント

イタリアのトレントでは少し変わったぶどう棚を見てきました。周りがすべて同じ棚の作り方だったので深くは聞きませんでしたが、恐らくシーズンになると棚が深く沈み込みそうな感じかします。

また出荷場も見せて頂きそのコンテナの大きさに驚きました。イタリアでは個人のお客様に産地直送の概念がなく100%出荷組合が引き取るそうです。全国のお客様にそのまま発送できる環境にある日本と大きく違います。またその利点を生かしてより良い果物栽培を目指していこうと感じた今回の視察でした。

おおぐし農園2への
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